卓球にも、イエローカードやレッドカードが存在します。しかし、他のスポーツとは違って、頻繁に出されるものではありません。
なので、出されたときのペナルティについて、知らない人は多いです。
この記事では、そんな卓球のイエローカードやレッドカードのルールについて、解説します。
どうぞ最後まで、お付き合いください♪
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もくじ
卓球イエローカードやレッドカードの対象になる人
イエローカードやレッドカードの対象になる人は、コートやコートサイドにいる選手・監督です。
試合をしている選手はもちろん、ベンチの監督や応援をしている選手たちも含まれます。プレー中でなくてもペナルティーを受ける可能性があるので、注意が必要です。
このように、コートやコートサイドにいる選手・監督全員が、イエローカードやレッドカードの対象になります。
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卓球イエローカードとレッドカードのペナルティ
卓球のイエローカードとレッドカードのペナルティについて、解説します。
プレー中の選手に、イエローカードが提示されたときは、警告の意味です。違反行為について、審判から注意されます。これは、ベンチにいる監督や選手も同様です。
同じ違反行為を2回続けてすると、イエローカードとレッドカードが同時に提示されます。そして、対戦相手に1点が入ります。
さらに3回目になると、相手に2点が入ります。4回目は、審判長に報告され、審判長が処分・ペナルティーを決定します。
ベンチにいる監督や選手は、2回目の違反行為でレッドカードを提示されると、退場となります。また、あまりに悪質な場合は、誰に対しても1回目でレッドカードが出されることもあります。
2016年リオデジャネイロ五輪の団体戦・準決勝では、石川佳純選手が退場させられました。退場した場合、その試合でプレーやアドバイス・応援ができなくなります。しかし、次の試合には出場できます。
卓球のイエローカードとレッドカードには、このようなペナルティがあります。
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卓球イエローカードやレッドカードが出されるのは
ここからは、イエローカードやレッドカードが出される場合について、解説します。
バッドマナーをしたとき
イエローカードやレッドカードが出されるのは、バッドマナーをしたときが一番多いです。
バッドマナーとは下記のように、対戦相手や観客に不快感を与えるもの、試合の進行を妨げて品位を落とすようなものを指します。
・汚い言葉で相手を罵る
・フェンスや台を蹴る
・ラケットで台を叩く
・ボールを潰す
・なかなか構えない、サーブを出さない
・審判への執拗な長時間の抗議
・エッジやネットインをしたときに謝らない
・相手選手に文句を言う、ヤジを飛ばす
エッジやネットインについては、以下の記事で詳しく解説しています。
このように、バッドマナーとされている行為をしたときに、イエローカードやレッドカードが出されます。
プレー中にアドバイスをしたとき
イエローカードやレッドカードが出されるのは、監督や他の選手が、プレー中の選手にアドバイスをしたときです。
なぜなら、プレー中のアドバイスは、ルールで禁止されているからです。
例外として、セット間の1分間休憩とタイムアウトのときのみ、アドバイスが認められています。その他では、NGとなります。
団体戦では、チームメイトの応援がアドバイスととられてしまうこともあります。
国際大会では、審判が日本人でないことも多いです。そういった状況では、何と言っているのか判断してもらえません。ゆえに、声援がアドバイスと解釈されてしまいます。
得点したときの、拍手やかけ声はOKです。例えば、次のようなものです。
・よーし!
・ナイスボール(コース)!!
しかし、次のラリーが始まる前に、静かになったタイミングの声援はNGです。ここで言葉を発すると、アドバイスとみなされてしまいます。
このように、プレー中のアドバイスに対しても、イエローカードやレッドカードが出されます。
違反サーブをしたとき
イエローカードやレッドカードが出されるのは、違反サーブをしたときです。
正しいサーブのやり方を紹介します。手の平でボールを静止させ、垂直に16cm以上トスを上げます。
このときに、指にボールを乗せてトスをしたり、トスをする手の位置が台より下になったり、台上になってはいけません。
また、ボールを斜めにトスするのもダメで、トスをしてから打つまでに、ボールを体やユニフォームで隠すのも違反です。
そして、ボールがラケットに当たる瞬間は、相手に見えるようにしなければなりません。
という具合に、サーブに関するルールはたくさんあるので、違反になるケースも多いということです。
サーブの違反については、こちら↓の記事内でも解説しています。
卓球ルールの反則のまとめ!サーブやラケット・ラバーの傷にも注意!
指摘だけにとどまることもありますが、イエローカードやレッドカードを出されて、失点することもあります。しかし、注意された選手が、納得できないでいる様子を度々見ます。
審判も人間なので、感じ方に多少の差があるのは否めません。違反サーブの疑念を持たれないように、誰から見ても正当なサーブを出すことが大事です。
このように、サーブで違反をしたときも、イエローカードやレッドカードが出されます。
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卓球イエローカードやレッドカードを出されないために
イエローカードやレッドカードを出されないためには、競技ルールや普段の仕草を見直しておきましょう。
例えば、次のような点に注意してみてください。
・サーブのルール
・アドバイスのタイミング
・ 応援の仕方
なぜなら、何気なくやっていることの中にも、違反行為があるかもしれないからです。
また、癖にも気をつけなければなりません。本人にとってはルーティーンでも、遅延行為とみなされる場合があります。
例えばサーブを打つまでに、何度もボールを床にバウンドさせることや、だるそうにボールを拾いに行くことなどです。
それから、乱暴な言動や態度も要注意です。
過去には、ラケットを思い切り振り下ろす癖が仇となって、イエローカード・レッドカードを出された選手がいます。故意にではなくても、台にラケットが当たってしまい、大きな音で会場の雰囲気がざわつきました。
靴紐を結ぶ際に、台の縁に足を乗せるなんて、行儀の悪いこともやめましょう。試合でうっかりこれをやってしまった選手がいて、イエローカードが出されました。習慣は恐ろしいです。
他にも、相手に対して大きく何度もガッツポーズをしたり、睨みつけたりすることが、過剰な威嚇と判断された場合もあります。
私は小学生の頃、ミスをした自分に腹が立って、ラケットで太ももを思い切り叩いていました。注意されたことはありませんでしたが、今思うと疑わしい行動です。
このように、競技ルールや普段の仕草を見直して、イエローカードやレッドカードを出されないようにしましょう。
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まとめ
今回は、卓球のイエローカードやレッドカードのルールについて、解説しました。
試合中は興奮したり、頭に血が上ったりもしますが、精神力も試されるときです。バッドマナーをしないよう、気をつけましょう。
また、普段からの癖やルールも改めて見直して、イエローカードを出されるリスクを減らしておきましょう。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!!
あなたの卓球ライフを応援しています♪♪
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