卓球の試合において、サーブミスはしてはいけないものです。
サーブミスをすると、失点するだけではありません。これをきっかけに、試合の流れが一転し、劣勢になってしまうことも多々あります。
今回は、そういったサーブミスをしないための原因や対策、そして普段から心得ておくことを紹介します。
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もくじ
試合でよくあるサーブミスの原因と対策
試合でよくある、サーブミスの原因とその対策を紹介します。
回転をかけようと意識しすぎて空振り
サーブミスの中で、特に初心者に多いのは、空振りです。これは、回転をかけようと意識しすぎることが原因です。
回転をかけようとするほど、スイングが速くなります。すると、ボールを打てる時間が短くなります。その結果、打球がむずかしくなり、空振りをしてしまいます。
また、回転をかけるために、ボールをこするように打とうという意識が働きます。これにより、ボールがラバーに触れる面積が少なくなるので、ミスしやすくなります。
このように、回転をかけようとする意識が、空振りにつながります。
対策は、強い回転をかけるより、ミスなくサーブを出すことを優先する意識を持つことです。
コースを狙いすぎてサーブミス
コースを狙いすぎることも、サーブミスの原因です。特に台の端ギリギリや、ネット際すれすれを狙いすぎると、ミスしやすいです。
試合では、環境の違いや緊張などで、思った以上にプレッシャーがかかっています。
狙うコースは、ボール1〜2個分、余裕を持ちましょう。
サーブミスのプレッシャー
サーブミスへのプレッシャーも、ミスの原因です。
サーブミスをすると、失点するだけでなく、精神的にもダメージを受けます。反対に、相手は何もせずに得点でき、精神的余裕が生まれます。
こういったデメリットを知っているからこそ、プレッシャーがより大きくなり、ミスをしてしまいます。
対策は、ミスをすることを「考えない」ことです。そして、しても「気にしない」ことです。思考や気持ちのコントロールが、必要です。
相手に強打されるプレッシャー
「レシーブで相手に強打されるのではないか」という不安から、サーブミスをしてしまいます。
サーブが浮く(バウンドが高くなる)ことも、これが原因の場合があります。
イメージ通りの動きをするように、体は無意識に反応します。「浮いたら/打たれたらどうしよう」と思いながらサーブを出すと、そうなります。
この対策は、マイナスイメージを持ったまま、サーブをしないことです。強い気持ちを作ってから、サーブを出しましょう。
ルールを意識しすぎてミス
ルールを意識しすぎることで、サーブミスをすることがあります。
卓球のサーブには、細かいルールがたくさんあります。例えば、「トスは16cm以上」「フリーハンド(ラケットを持っていないほうの手)や体で、打つ瞬間を隠すのはNG」など、です。
ルール違反による失点を意識し過ぎると、サーブミスにつながります。指摘される前から、自分を追い込まないようにしましょう。
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サーブミスをしないために普段から心得ておくこと
ここからは、普段の練習のときから、気をつけておくべきことを紹介します。
サーブのトスは膝で上げる
トスは手だけでではなく、膝をやわらかく使って上げましょう。膝を曲げ、伸ばす時にトスをします。
サーブでは、ラケットの角度や打ち方などが注目されがちです。しかし、トスもとても重要です。
試合で緊張したときは、角度や打ち方と同様に、トスも不安定になります。しかし、膝を意識することで体全体を使えて、ブレにくくなります。
サーブと一緒に、安定したトスを上げる練習もしておきましょう。
サーブのレベルを調整できるようにしておく
普段の練習から、サーブのレベルを調整できるようにしておいてください。レベルとは、回転・長さ・速さ・コースを表します。
前述した試合でのサーブミス対策、「回転を弱める」「狙うコースに余裕を持たせる」が、これに該当します。
試合では、普段通りにできないことが多いです。緊張した場面でも「確実にサーブを入れる」ことができるように、各要素のレベルを調整する練習もやっておきましょう。
確実に出せる2種類のサーブを用意
卓球のサーブミスを防ぐには、確実に出せる2種類のサーブを用意しておきましょう。例えば、「下回転サーブ」と「ナックルサーブ」などです。
確かに、色々なサーブができるほうが有利です。しかしそれに伴い、動きや思考も複雑になり、難易度が上がります。
だからこそ、確実に出せる回転のサーブを用意しておくことが有効です。試合でサーブが安定しないときは、これらで対応します。困ったときに頼りになるものがあると、安心です。
また、たった2種類でも、コースと長さを変えることで、相手を惑わすことができます。こうしたことから、確実な2種類の回転のサーブを、用意しておくといいです。
場数を踏むこと・試合慣れも必要
サーブミスを減らすには、試合慣れも必要ということを覚えておきましょう。
練習と試合では、流れも緊張感も全然違います。
いくら想定しても、試合でなければ経験できないこともたくさんあります。
場数を踏むことで、サーブの成功率も上がります。
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まとめ
以上のように、サーブミスをする原因や対策は様々あります。
サーブは「1球目攻撃」と呼ばれるほど、最強の武器です。でも、状況によっては最悪「入ればいい」のです。
サーブが入らなければ、その先の可能性はゼロです。威力を落としてでも、サーブミスだけは避けましょう。
最後までお読み下さり、ありがとうございました!!
あなたの卓球ライフを応援しています♪♪
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