卓球のラケットをよく見てみると、ラバー(赤や黒色のゴムの部分)には、ツルツルのものとつぶつぶのものがあります。
「ツルツルとつぶつぶでどう違うの?」と疑問に思った方も、多いのではないでしょうか。
実はそれら2つのタイプでは、性質や性能が大きく異なります。
今回は、そういった各々のラバーの特徴を、説明していきます。
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卓球ラバーの構造
卓球のラバーは、ゴム部分(赤・黒)とスポンジ部分の、二層構造になっています。
ゴムの部分で、ボールを打ちます。その表面は、ツルツル のものとつぶつぶのものの、2種類があります。
このうち、ツルツルのものを「裏ラバー」、つぶつぶのものを「表ラバー」と言います。
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卓球ラバーのツルツルのものは裏ラバー
【裏ラバー】表面はツルツルしている
ツルツルした裏ラバーの特徴は、回転性能が高いことです。
表面がツルツルの面になっていることで、ボールとの接地面積が大きくなります。このことで摩擦力が高くなり、回転をかけやすくなります。また、ボールがラバーに食い込むので、球離れが遅くなります。その結果、打った直後は遅くて後から速くなる、威力のあるボールが出ます。
攻撃の要となる、ドライブ(トップスピンをかける打ち方)がしやすい、現代では主流のラバーです。
このように、回転をかけやすく、威力のあるボールを出せることが、ツルツルの裏ラバーの特徴です。
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卓球ラバーのつぶつぶ・でこぼこのものは表ラバー
【表ラバー】表面につぶつぶがあり、でこぼこしている
つぶつぶ・でこぼこした表ラバーの特徴は、裏ラバーに比べて重量が軽いことです。加えて、ボールに回転をかけるよりも、スピードを出すことに長けています。
そして、相手のボールの回転に影響されにくいです。なぜなら、表面がつぶつぶになっていることで、ボールに触れる面積が少ないからです。
これにより、スマッシュなどの強打が打ちやすいです。
また、ツブが相手の回転を相殺してくれるので、無回転などの変化球も出しやすいです。
このように、スピードのあるボールを打て、相手の回転に影響されにくいことが、つぶつぶ・でこぼこした表ラバーの特徴です。
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まとめ
これまでに説明したことをまとめると、以下の通りです。
・卓球のラバーは、ゴム部分(赤・黒)とスポンジの、2層構造
・ラバーには2種類あり、ツルツルなものは「裏ラバー」、つぶつぶ・でこぼこなものは「表ラバー」
・裏ラバーは、ボールとの接地面積が多いので、回転がよくかかる
・表ラバーはスピード重視、ボールとの接地面積の少なさを活かして、変化球も出すことができる
ツルツルとつぶつぶには、こういった違いがあります。
最後までお読み下さり、ありがとうございました!
あなたの卓球ライフを応援しています♪♪
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