卓球レシーブの構え・基本姿勢と戦型別の最適な立ち位置

 
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卓球のレシーブにおいて、プレーのスタートとなるのは「構え」です。

でも、「どう構えたらいいのかわからない」という人は多いです。また、構えが正しくないとレシーブが苦手になることもあります。

今回は、そういった卓球の構えや立ち位置について、詳しく解説していきます。

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卓球レシーブの構え・対応力のある位置と姿勢とは

卓球のレシーブでは、どんなボールにも対応できる位置と姿勢で、構えることが重要です。

これは、多種多様なボールに瞬時に対処するためです。

対戦相手はネット際の短いサーブから、スピードのあるロングサーブまで、様々なものを繰り出してきます。

どのコース、どんな速さにも対応できる位置と姿勢を見つけましょう。

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卓球レシーブの構え・基本

まず、レシーブの構えで基本となる要素について説明します。

卓球台からの距離

卓球台からの距離は、半歩下がったところが基本です。これで、短い・長いサーブどちらにも対応できます。

台に近すぎると長いサーブが打てず、遠すぎると短いものが打てません。

くっつき過ぎず、離れ過ぎないように、台から半歩下がった位置に構えましょう。

足の位置・体の向き

足の位置は、利き手の(ラケットを持っている)ほうの足を、後ろに下げます。足の大きさ1つぶんが、目安です。

下図のように、体の向きはフォア側に開きます。

これらは、フォアハンドでのレシーブを増やすためです。なぜなら、バックハンドよりもフォアハンドのほうが、カバーできる範囲が広いからです。

バックハンドは体の前(中心)で打つのに対し、フォアハンドは体の横で打ちます。この違いにより、フォアハンドのほうが広範囲を打てます。

ゆえに、利き足を下げ、体をフォア側に向けましょう。

前傾姿勢の度合い

レシーブの構えでは、前傾姿勢をとります。股関節を起点に、上半身を30°ほど前に傾けます。

これは、反応を早くして体より前で打つためです。体より後ろで打つと、ミスの可能性が増えます。

なので、前傾姿勢を保ち、体より前でレシーブしましょう。

膝、肘の曲げ具合

膝は、腰を5cmほどおとすように曲げます。肘は、ラケットが台の高さあたりになるように曲げて構えます。

これらにより、瞬時に足や腕を動かせます。

膝、肘ともに軽く曲げ、力を抜いておきましょう。

ラケットの位置

ラケットの位置は、下図のように、体の前・やや利き手側に構えます。

こちらも、足の位置や体の向きと同様、フォアハンドでのレシーブを増やすためです。

バック面で構えていると、フォアに戻すのに時間がかかって不利です。

ラケットは体の前、利き手側に構えましょう。

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卓球レシーブ・戦型別の構えの位置

次は、構えの位置を説明します。戦型によって、レシーブの打ち方が異なるので、構える位置も変わります。

フォアハンド主体の人の構えの位置

レシーブのほとんどをフォアハンドで打つ人は、バック側のサイドライン寄りに構えます。ちょうど、下図のようにです。

これは、得意とするフォアハンドで、できるだけ広い範囲のレシーブをするためです。

フォア寄りに構えると、回り込んで打つのに時間・労力がかかります。

フォアハンドに自信がある人は、思い切ってバック寄りに構えましょう。

両ハンド主体の人の構えの位置

フォアハンドとバックハンド、両方を使う人は基本通り、台の真ん中からややバック寄りに構えます。

下図のように、これが両ハンドともにやりやすい位置です。

少しバック寄りに構える理由は、フォアハンドのほうが、より広範囲を打てるからです。

カット主体の人の構えの位置

カット主体(カットマン)の人は、台から60〜80cmほど距離をとり、センターライン付近に構えます。

センターラインは、下図のように台の真ん中にある、ネットに対して垂直な白い線です。

カットマンは長短のサーブで、前後に揺さぶられることが多いです。

どの長さやコースにも対応できるように、真ん中に構えましょう。

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卓球レシーブの構え・対戦相手によって構える位置を変える

そして、対戦相手の状況によって、構える位置を変えます。

利き手

対戦相手の利き手によって、構える位置を変えましょう。

なぜなら、下図のように、サーブが来る範囲が異なるからです。

相手が左利きなのに、右利きと同じ位置に構えると、カバーしきれないコースが出てきます。

なので、相手の利き手によって、構える位置を変える必要があります。相手の対角線に、かつ、フォアで打つ範囲が多くなるように構えましょう。

戦型やプレースタイル

相手の戦型によって、構える位置を変えます。これは、相手が出すサーブの種類が変わるからです。

短いサーブが多い・フォア側によくサーブを出すなど、傾向を見て、台との距離や位置を調整しましょう。

例えば、相手が中陣ドライブ型の場合、短いサーブが多くなります。なので、いつもより10cmほど、前に構えます。また、カットマンの場合は、長いサーブが多くなります。これが打ちやすいように、半歩後ろに下がります。

相手の戦型やプレースタイルに合わせて、構えます。

相手の構える位置

相手の位置によって、構える位置を変えましょう。

駆け引きやサーブの種類によって、相手が構える位置を変えてくることがあります。それに合わせて、相手と自分が対角線になるように構えます。

構える位置を変えずにいると、同じサーブでもレシーブが難しくなります。

なので、相手が構える位置を変えたら、あなたも調整しましょう。

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卓球レシーブの構え・呼吸や気持ちを整える

最後に、構えと同時に、呼吸や気持ちを落ち着かせます。レシーブに集中するために、心身共に万全な状態を作ります。

なぜなら、こちらのタイミングで、相手がサーブを打つとは限らないからです。

微妙にタイミングをずらしたり、視線の方向で集中力を削いだり、ラリーをする前から駆け引きは始まっています。

そういったテクニックに惑わされないよう、呼吸や精神面を整えることも「構え」です。

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まとめ

ここまで解説したように、「構え」は基本のものから、相手や状況に合わせて調整していきます。

有名選手の動画や写真を見て、取り入れるのもいいです。色々と試しながら、自分の「構え」を見つけましょう。

最後までお読み下さり、ありがとうございました!!

あなたの卓球ライフを応援しています♪♪

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