卓球初心者がレシーブで一番初めにぶつかる壁に、横回転サーブがあります。これは、ボールの進行方向に対して、垂直な回転がかかったものです。
横回転のかかったボールは、ラケットに当てると意図しない方向に飛んでいきます。なので、混乱する人も多いでしょう。
でも、ポイントを抑えてコツを掴めば、落ち着いた返し方ができるようになります！
今回はそういった横回転サーブの特徴や、返し方を解説していきます。
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もくじ
卓球・横回転サーブをレシーブする前に
横回転サーブの返し方で重要なのは、その種類を見極めることです。この判断が間違っていれば、確実にミスをします。
ポイントは、相手がサーブを出す時、ラケットにボールが当たる瞬間です。この時、ラケットの角度がどうなっているかを見ましょう。ボールの右側を捉えていれば順回転、左側なら逆回転です。
中級者以上になると、どの回転のサーブなのかをわかりづらくするために、フェイクモーションを入れてきます。フェイクモーションとは、サーブを打つ前後のスイングに動きをつけて、相手を撹乱させることです。
それに惑わされないように、ボールがラケットに当たる瞬間だけを見て、判断しましょう！
そのためには、横回転サーブの種類を把握することが大事です。
順横回転サーブ
順横回転サーブは、真上から見ると右回転・時計回りのものを指します。
この回転がかかったボーに対して、ラケットを正面から当てると、ボールが右側（相手のバック側）に飛びます。
逆横回転サーブ
逆横回転サーブは、真上から見ると左回転・時計回りのものです。
ラケットに当てると、ボールは左側（相手のフォア側）に飛びます。
横下回転サーブ
横下回転サーブは、横回転に下回転を加えたものです。
ラケットにボールを当てると、斜め下方向にボールが飛びます。
横上回転サーブ
横上回転サーブは、横回転に上回転を加えたものです。
ラケットにボールを当てると、斜め上方向にボールが飛びます。
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卓球・横回転サーブのレシーブのコツ
横回転サーブに対応するには、3つのパターンがあります。
回転に合わせる
１つ目は、サーブの回転に合わせることです。これは、相手がボールを打った時と同じラケットの角度を作ることでできます。
レシーブでボールが飛ぶ方向と、逆の方向に面を作って打ちます。こうすることで、左右のオーバーミスを防げます。
順回転サーブは右に飛ぶので、ラケットの面を左に向けて、ボールの右側を捉えましょう。
反対に、逆横回転サーブは左に飛ぶので、右に向けて、左側を捉えましょう。
また、ボールが飛ぶ方向とは逆のコースを狙うことも、理にかなっています。
回転を利用する
２つ目は、相手の回転を利用してレシーブすることです。逆らわず、ラケットの面でボールをなでるように打ちます。
ボールが飛ぶ方のコースを狙うと、体の動きに無理が生じません。このとき、ボールが横に飛ぶ分を指し引いて、コースを狙います。
順横回転は、台の少し内側を狙うと相手のバックに返球できます。
逆横回転は、同様にするとフォアに返球できます。
回転に逆らう
３つ目は、相手の回転に合わせず、強打することです。
強い下回転をかけたツッツキやフリック、スマッシュやドライブで思い切り打ちます。
相手よりも強い回転をかけて返球すれば、影響を受けません。
しかし中途半端な強打だと相手の回転に負けてしまい、ミスをする可能性が高いので、思い切りが大事です。
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卓球・横回転サーブのレシーブに有効な打ち方
レシーブのポイントを、打ち方ごとに解説していきます。
ツッツキでの返し方
ツッツキは、短い横下回転サーブに対してのみ有効です。ラケットの角度に注意して、レシーブしましょう。順横下回転サーブはボールの右下を、逆横回転は左下をツッツキます。
横回転をツッツキで返球した際、角度がしっかり合っていないと、ボールが浮いて相手のチャンスボールになりやすいです。
よって、回転をしっかり見極められない場合は、ツッツキをしない方がいいです。
スマッシュでの返し方
スマッシュでレシーブする際は、思い切って打ちましょう！
相手の横回転を打ち消すように、しっかり打てば大丈夫です。
ボールが飛んでいく方向とは、逆のコースを狙うのが無難です。なぜなら、強打したボールがオーバーミスする可能性があるからです。
中途半端はダメ、しっかり打つことが重要です。
ドライブでの返し方
ドライブでのレシーブも、スマッシュと同様に思い切って打つことが大事です。
ラケットの面を被せ気味にして、前に押し出すようにスイングすると、相手の横回転に負けません。
左右にオーバーミスのリスクを考慮して、ボールが飛んでいく方向とは逆のコースを狙いましょう。
迷いなく、振り切ることで返球します。
当てるだけの返し方
相手の横回転サーブが、順回転・逆回転のどちらなのか判別がつかない時は、当てるだけの返し方にしましょう。
台の真ん中を狙って、ラケットにボールを当てれば、横回転の影響で左右どちらかのコースに入ります。
しかし、これは最終手段です。
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まとめ
これまで解説したように、横回転サーブの特徴や返し方のポイントは、以下の通りです。
・どちらの横回転なのか、しっかり見極める
・順横回転は右に、逆横回転は左に飛ぶ
・ボールが飛んでいく方向と逆の方向にラケットの角度を作る、逆のコースを狙う
・ツッツキよりスマッシュやドライブが有効
・判断に困ったら、台の真ん中を狙って当てるだけでOK
最後までお読み下さり、ありがとうございました！！
あなたの卓球ライフを応援しています♪♪
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