卓球をするときに必要なものは、ラケットにボール、そしてもちろん卓球台が必要ですね。
部活動や娯楽など多くの場合で、卓球台の準備は自分たちですることがほとんどです。
意外と手間取るネット張りも、高さや張り方に関する知識があればスムーズにできます。
この記事では、そんな卓球のネットのサイズや、付け方・結び方などについて解説します。
どうぞ最後まで、お付き合いください♪
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もくじ
卓球ネットのサイズ・高さ・長さ
まず、卓球のネットのサイズについて、解説します。
ネットの高さは15.25cm、長さは178cmです。こうしたサイズは、国際卓球連盟によって定められています。
ネットは卓球台の長辺を2等分するように、そして台に対して垂直に張ります。ちょうど、下図のようにです。
それから、下図のように、台から15.25cmの高さに吊るすよう決められています。
1937年以前は、今よりも2cm高い、17.25cmでした。
ネットが高いことで、低い軌道のボールを打つことや、強打をすることがむずかしかったです。その結果、ゆるいボールでの打ち合いとなり、守りに徹する選手がほとんどでした。
試合時間は長くなり、盛り上がりに欠ける傾向がありました。これを懸念してネットが低くなり、現在の15.25cmとなりました。
また、ネットの長さは178cmで、卓球台の短辺152.5cmを十分にカバーできるものになっています。
このように、卓球ネットのサイズは、高さ15.25cm・長さ178cmです。
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卓球ラージボールのネットの高さは17.25cm
ラージボールのネットの高さは、17.25cmです。
「ラージボール」とは、レクリエーションを目的とした卓球で、通常よりも大きなボールを使用して行うものです。初心者や高齢者の方でも、ラリーが続けやすいようにと、日本卓球協会が考案しました。
硬式のボールは白色・大きさは40mmですが、ラージボールではオレンジ色・44mmです。そして、ラージボールのほうが軽いです。
ボールが大きいことや軽いことで、スピードが出にくく、回転もかかりにくいです。
このように、ラリーの続けやすさを意識したボールの使用に合わせて、ネットの高さも高めの17.25cmとされています。
以上のように、ラージボールでは、ネットの高さは17.25cmです。
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卓球ネットの構成・網部分(ネット)とサポート部分
卓球のネットは、下図のように「網部分(ネット)」と「サポート部分」の2つで構成されています。
サポートとは、ネットを支える支柱のことです。「ネットサポート」とも呼ばれます。これを台に取り付けて、ネットを張ります。
サポートには、高さを変えられる、ラージボール兼用のものも販売されています。ネットを交換するだけで使い分けができて、便利です。
このように、卓球のネットは、網部分とサポート部分の2つから成ります。
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卓球ネットサポートの種類と付け方
卓球のネットサポートには、以下の3種類があります。
・バネ式ワンタッチタイプ
・ネジ固定式
・置き型タイプ
それぞれどういったものなのかや、付け方について解説します。
バネ式ワンタッチタイプ
バネ式ワンタッチタイプは、下の写真のように、大きなクリップのような形をしているサポートです。
シンプルな付け方で、一番主流のものです。卓球台に挟むだけで、簡単に固定できます。しっかり奥まで差し込みましょう。
ただし、天板の厚さによっては、取り付けられない場合もあります。また、取り付ける際は、クリップ部分を開くのに力が必要です。お子さんや高齢者の方が扱うときは、注意してください。
以上が、バネ式ワンタッチタイプと、その付け方です。
ネジ固定式
ネジ固定式は、下の写真のように、ネジがついたサポートです。
下部のネジを回して、台に固定する付け方です。
卓球台の天板の厚さは、メーカーによって異なります。でもこのサポートなら、厚さに合わせて調整できるので、ほとんどの卓球台で使用できます。
調整できる幅は、バネ式ワンタッチタイプよりも広いです。
以上が、ネジ固定式と、その付け方です。
置き型タイプ
置き型タイプは、下の写真のようなものです。
付け方は、置くだけです。
非常にお手軽ですが、台にしっかり固定できません。なので、競技や本格的なプレーには不向きです。レジャーや家庭内での、娯楽目的の場合に使用しましょう。
以上が、置き型タイプと、その付け方です。
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卓球ネットの種類と張り方・結び方
試合や大会のときは、きちんとネットが張られた卓球台でプレーします。なので、普段からピンと張ったネットで練習をしておかないと、感覚が合わなくなりミスが増えます。
試合で実力を発揮するためにも、ネットを張ることはとても重要なことです。
卓球のネットには、以下の3種類があります。
・紐式ネット
・マジックテープ式ネット
・差込式ネット
それぞれどういったものなのかや、張り方・結び方について解説します。
紐式ネットの張り方・結び方
紐式ネットとは、下の写真のように、ネットの上部と下部に紐がついたものです。
このネットは価格が手頃で、一番多く見られる種類です。また、紐部分だけ交換することが可能なので、長く使用することができます。
緩まないように張ることがむずかしいですが、慣れれば問題なくできます。
このネットは、2人で協力して張ります。
ネットの上部の白帯の中には、1本の長い紐が通されています。これを、2人で同時に、サポートの支柱部分に渡して固定します。ちょうど、下図のようにです。
ネットサポートの下部分に、紐を引っ掛ける箇所があるので、そこに止めましょう。
紐をお互いに引っ張りながら、たるまないようピンと張ります。このとき、ネットがねじれていないかも、確認してください。
長い紐がしっかり固定できたら、下図のように、上部の紐を結びます。
1回結んだ結んだ後に、リボン結びをします。強く結び過ぎてネットが偏ったり、伸びたりしないように、互いに加減を調整しましょう。
上部の紐と同様に、下部の紐を結んで完成です。
1人での張り方は、次のようにします。
まず、白帯から出ている長い紐を、片方のサポートに軽く固定します。同様に、もう片方のサポートにも固定します。
はじめに固定した方の紐を、サポートから外し、固定し直します。ここで、ネットがたるんでいないか、捻れていないかチェックしてください。
上部の紐、下部の紐の順に結び、反対側も同様にします。
どちらの場合も、ネットの張りが弱いときに、サポートの位置をずらして調整することもあります。しかし、これをやり過ぎるとサポートが外れてしまうことがあるので、注意しましょう。
以上が、紐式ネットとその張り方・結び方です。
マジックテープ式ネットの張り方・結び方
マジックテープ式ネットとは、下の写真のように、マジックテープがついたものです。
このタイプでは、紐式の上・下部の紐が、マジックテープになっています。これにより、紐式よりも簡単に取り付けることができます。
しかし、マジックテープが劣化すると、ネットが痛んでいなくても使用できなくなってしまいます。また、マジックテープがネットについて、ネットの表面がモケモケになってしまうこともあります。
そういった理由からか、最近はあまり見かけないです。
張り方は、紐式と同様にまず、白帯から出ている長い紐をサポートに固定します。上部、下部の順にマジックテープを止めて、完成です。
以上が、マジックテープ式ネットとその張り方です。
差込式ネットの張り方・結び方
差込式ネットとは、下の写真のように、ネットの両端にボールチェーンがついたものです。
また、次の写真の赤丸で囲ったところのように、筒状の差し込み部分がついたものもあります。
前者では、ボールチェーンをサポートの空洞に差し込むだけで、たるみなくネットを張ることができます。張り方が簡単で、丈夫な作りのため、現在最も人気があります。
後者も同様に、筒状の差し込み口をサポートに通すだけで、ネットを張れます。
ただし、どちらの場合も、ネットとサポートが同じメーカーのものでなければなりません。差込口が合わなくなるので、ネットを買い替えるときには注意が必要です。
以上が、差込式ネットとその張り方です。
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卓球ネットの高さをチェックする方法
ネットの高さをチェックする方法について、紹介します。
下の写真のような、専用のスケールを用いると、ネットの高さが素早くチェックできます。
しかし、これは大きな会場では用意されていても、普段使用する練習場や体育館にはないことも多いです。
そこで、ラケットを使います。ラケットのブレード(打球面)部分が、ネットとちょうど同じような長さなので、これを利用します。
次の写真のように、ラケットをネットに当てて高さをチェックします。
ネットがグリップ部分にかかっていたら高い、ラバーの境界線より下だと低いことがわかります。簡易的な方法ですが、高さの目安になります。
このように、ネットの高さをチェックする方法があります。
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まとめ
ここまで、卓球のネットのサイズや付け方・結び方などについて、解説しました。
ネットの張り方やサポートの種類を知っておくと、準備のときに役立ちます。正しくネットを張って、卓球を楽しみましょう!
最後までお読みくださり、ありがとうございました!!
あなたの卓球ライフを応援しています♪♪
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