卓球のダブルスでは、どうやってパートナーを決めるといいのでしょうか?
「とりあえずペアを組んでみた」という状況の人や、「組み方がわからない」「合っているのか不安」と思う人は多いです。
シングルスと違ってダブルスでは、個々の実力が高くても勝てるとは限りません。お互いの長所を活かし合えることが、重要です。
今回の記事では、そんな卓球のダブルスの組み方や、おすすめの戦型の組み合わせなどについて解説します。
どうぞ最後まで、お付き合いください♪
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もくじ
卓球ダブルスの組み方・基本は右右もしくは右左
卓球のダブルスの組み方の基本について、解説します。
ダブルスは、基本的には右利き同士でペアを組むものです。左利きの選手がいる場合には、右利きと左利きで組むと有利です。
右利き同士では下図のように、くるくると回って交互に打ちます。
それに対し、右利きと左利きのペアでは、下図のように「ハの字」で動きます。
移動距離が少なく、互いの視界を遮らずに済むことが、大きなアドバンテージです。なので、左利きは重宝されます。
左利きが2人以上いる場合は、左利き同士で組むこともできますが、おすすめしません。なぜなら、右利き同士と同様に、くるくるまわって打つことになるからです。
これによる動きにくさがメリットを上回るので、右利きと左利きのペアを2つ以上組んだほうが価値があります。
左利き同士のペアのメリット・デメリットについては、こちらの記事↓内でも解説しています。
なので、ダブルスは右利き同士、または右利きと左利きで組むのが一般的です。
以上が、卓球のダブルスの組み方の基本です。
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卓球ダブルスの組み方・戦型別のおすすめ
ダブルスでは、互いの長所を引き出し合える組み合わせにすることが大事です。
戦型別のダブルスの組み方で、おすすめのものが以下の4つです。
・同じ戦型同士
・ドライブ主戦型と前陣/異質速攻型
・ドライブ主戦型とカットマン
・前陣/異質速攻型と粒高攻守
それぞれについて、解説します。
同じ戦型同士
おすすめのダブルスの組み方の1つに、攻撃と攻撃・カットマンとカットマンなど、同じ戦型同士のペアがあります。
これは、もっとも理にかなった組み方です。同じ戦型なので、ラリーのリズムや展開が整いやすいです。
また、パートナーの気持ちも理解しやすいので、一体感も強くなります。
このように、同じ戦型同士のペアが、おすすめのダブルスの組み方の1つです。
ドライブ主戦型と前陣・異質速攻型
おすすめのダブルスの組み方の1つに、ドライブ主戦型と前陣・異質速攻型のペアがあります。
この組み方では、ドライブ主戦型の安定した攻守と、前陣・異質速攻型の攻撃性をかけ合わせて戦うことができます。常に攻撃できる体制にありながら、安定感も備えていて、互いの長所を引き立て合える組み合わせです。
例えば、ドライブ主戦型が3球目攻撃をして、その次のボールを前陣・異質速攻型が早い打点で打ちます。これにより、相手ペアを追い詰め、再度ドライブ主戦型が決定打を打ちます。こうして速いテンポの中にも、緩急のあるラリーが展開できます。
前陣・異質速攻型が繰り出すナックルや変化球も混ざるので、相手ペアを揺さぶりながら、効果的な攻撃ができることも大きなメリットです。
このように、ドライブ主戦型と前陣・異質速攻型のペアが、おすすめのダブルスの組み方の1つです。
ドライブ主戦型とカットマン
おすすめのダブルスの組み方の1つに、ドライブ主戦型とカットマンのペアがあります。
両者ともに高い技術が必要ですが、安定感のある頼もしいプレーが期待できます。
カットマンのカットで相手ペアを揺さぶり、チャンスボールをドライブ主戦型が強打する寸法です。攻守の役割がハッキリしているので、迷いなく試合を進められます。
しかし、先に相手ペアにカットを狙い撃ちされると辛いです。
なので、この組み方をするときは、実力レベルにあまり差がないほうがいいです。ドライブ主戦型・カットマンともに、シングルスでも十分な実力がある場合に有効です。
このように、ドライブ主戦型とカットマンのペアが、おすすめのダブルスの組み方の1つです。
前陣・異質速攻型と粒高攻守
おすすめのダブルスの組み方の1つに、前陣・異質速攻型と粒高攻守のペアがあります。
この組み合わせでは、粒高攻守の変化球を活かしたラリー展開ができます。変化球で相手を揺さぶり、チャンスボールはすかさず攻撃して、得点につなげます。
前陣・異質速攻型の攻撃力が買われ、互いの特徴を活かしてプレーできます。リズムがぴったり合えば、かなり手強い組み合わせとなります。
このように、前陣・異質速攻型と粒高攻守のペアが、おすすめのダブルスの組み方の1つです。
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卓球ダブルスの組み方・相性について
ダブルスを組む上で気になる相性のチェックは、以下の2つの観点で行いましょう。
・技術面
・性格
それぞれについて、解説します。
技術面
まずは、技術面での相性のチェック方法について、解説します。
実際にダブルスを組んで、練習をしてみましょう。このときにチェックするのは、次の2つです。
3球目攻撃をしやすいサーブを出してくれるか
まずは、パートナーが、3球目攻撃をしやすいサーブを出してくれるか否かです。
ダブルスでは、サーブを出した本人ではなく、パートナーが3球目を打ちます。なので、パートナーが望むものを出すのが定石です。
ここで例えば、あなたが短いサーブをリクエストしているのに、パートナーが長いサーブしか出せないのなら、アウトです。
もちろん、反対の立場でも同じです。パートナーが望むサーブを、あなたが出せないのなら終了です。サーブ練習をしてから、再考しましょう。
3球目が打ちやすいか
次に、3球目が打ちやすいか否かです。攻撃的に打てるかどうかは別として、球質を判断してください。
その日のうちに「なんかやりにくい」「しっくりこない」という気持ちが改善されないなら、無理にダブルスを組むことはありません。
これは実力レベルではなく、感覚の問題です。自分よりも上手な人でも、やりにくい人はいます。3球目が問題なく打ててラリーができるなら、リズムや動きも合うことがほとんどです。
以上が、技術面での相性のチェック方法です。
性格
次は、性格の相性について、解説します。
性格は違うタイプのほうが、相性がいいことが多いです。
あまりに同じような性格だと、ピリピリした雰囲気になったり、ピンチのときに仲間割れをしたりします。
私は実際にそうなったことがあり、その後お互いに一切のコミュニケーションを取りませんでした。もちろん、その試合は負けました。
試合となると、相手の悪い所も沢山見えます。そして、自分の不甲斐ない部分も出ます。そういった状況でも、互いに許し合い、励まし合えることが大事です。
意外と多いのが、普段強気な人ほど、リードされると弱気になるケースです。そんなときに、大人しいパートナーに、諭されたり元気づけられたりしています。
性格は違うタイプでも、同じタイプでも、助け合いながら戦えるかどうかを見極めましょう。
以上が、性格の相性についてです。
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まとめ
この記事では、卓球のダブルスの組み方や、おすすめの戦型の組み合わせなどについて解説しました。
ダブルスの組み方では、戦型やプレースタイル、そして性格の相性も大事です。
互いの長所を伸ばし、欠点をカバーし合えるパートナーとともに、上を目指しましょう!
最後までお読みくださり、ありがとうございました!!
あなたの卓球ライフを応援しています♪♪
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