卓球のラリーは、どんな時もサーブから始まります!
サーブは、ボールの打ち始めを意味します。そのルールは各段階で、細かく決められているのを知っていますか?
一生懸命練習したサーブが違反サーブだった…なんてことにならないように、押さえるべきポイントを解説していきます。
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もくじ
卓球のサーブの構えにおけるルール
卓球では、サーブを出す前の「構え」から重要なルールがいくつかあります。
相手が構えたのを確認する
サーブを出す前に、相手が構えたのを確認します。
その前にサーブを出すと、レット(やり直し)となるルールがあります。
構える時、手は台より上の位置・台の外で
サーブを出す際、ラケットを持っている手、ボールを持っている手、ともに台より上の位置で構えなければならないルールがあります。
また、台の上からサーブを出すのもルール違反ですので、外側で構えましょう。
サーブを出す前にいったん静止する
サーブの構えができたら、いったん静止しなければならないルールがあります。
これにより、これからサーブを出すことを、相手にも確認させます。自身の集中力を高めるためにも、この静止は必要です。
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サーブの時のボールの持ち方におけるルール
サーブを打つ際は、ボールを持つ手にもルールがあります。普段から癖づけておきましょう!
手の平を開いてトスをする
トスをする(ボールを投げ上げる)時は、指を揃えたまま、手の平をまっすぐに開くのがルールです。
ボールを握ったままトスをするのはNG
ボールを握ったまま、あるいは手が丸まった状態からサーブをすると、違反となります。
相手や審判にボールがよく見えるように、手を開いた状態からトスをします。
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卓球のサーブのトスにおけるルール
サーブを打つ際のトスについても、細かくルールがあります。ひとつひとつ確認しましょう!
トスは16cm以上、ほぼ垂直にあげる
サーブのトスでは、ボールを必ず16cm以上あげるのがルールです。ネットの高さが15.25cmですので、それを目安にするとイメージしやすいです。
また、ほぼ垂直にあげるのがルールです。
トスが16cmより低いのはNG、高いのはOK
サーブのトスが16cmより低い場合は、イエローカード(警告)、もしくはミスと判断されるのがルールです。
反対に、トスが16cm以上なら、どれだけ高くあげても構いません。トスを高くあげるサーブは、「投げ上げサーブ」といいます。ボールが落ちてくる力を利用して、回転をかけるサーブです。そういった技術もあります。
トスが天井についたら失点
サーブのトスは16cm以上であれば、問題ありません。しかし、天井についてしまうと失点となるルールがあります。
会場によって天井の高さは違うので、よく確認してからトスをあげましょう。
1度トスしたボールを打たなかったら失点
1度トスをしたボールを手に戻すなど、打たなかった場合は失点となるルールがあります。
トスをしたら、必ず打って、サーブを出しましょう。
トスの時に手も一緒に上がらないように注意
トスをした手が、ボールと同じようにあがってしまうと、ミスと判断されることがあります。
トス自体は16cm以上あがっていても、手のせいであがっているように見えないからです。気をつけましょう!
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卓球のサーブの打ち方におけるルール
サーブの打ち方は違反していると、直すのがとても厄介です。きちんと正しいルールを覚えておきましょう。
トスをあげて、ボールが落ちてきたところを打つ
サーブはトスをあげて、ボールが落ちてきたところを打つのがルールです。
逆に、トスをしてすぐのあがり際を打つと、ミスと判断されます。
こういったあがり際を打つサーブを、「ぶっつけサーブ」といい、審判も警戒してよく見ています。
2度打ちをすると失点
ボールがラケットに連続して触れることを、2度打ちと言います。こうなると、失点となるルールがあります。
ラケット以外の部分に当たると失点
ボールがラケット以外の部分に当たると、失点になるルールがあります。
服や腕にボールが当たらないよう、気をつけましょう。
台の上で打たない
サーブでは、ボールがラケットに当たる場所が、台の上になってはいけないルールがあります。
必ず台の外で打ちましょう。
ボールがラケットに当たる瞬間を隠さない
サーブでは、ボールがラケットに当たる瞬間が、相手に見えるようにしなけければならないルールがあります。
体やラケットで隠すのは、違反となります。
自分のコートにワンバウンドさせてから、相手コートに入れる
サーブは自分のコートに1回、相手コートに1回バウンドするように打つルールがあります。
空振りは失点
トスをあげて、空振りをした場合は失点になるルールがあります。
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卓球のサーブのコースにおけるルール
次に、サーブを出すコースについて解説します。
シングルスとダブルスで、サーブを出すコースのルールが違います。
シングルスはどこでもOK
シングルスでは、どの位置からサーブをしても、どのコースに出してもいいです。
ダブルスはお互いのコートの右半面・クロス(斜め)のみ
ダブルスでは下の図のように、お互いのコートの右半面(赤色部分)にサーブを出すのがルールです。
この斜め・対角線のクロスコース内なら、どこにサーブを出してもいいです。
しかし、この半面からボールが出るとミスとなります。ちなみに、センターライン上にボールが落ちた場合は有効です。
また、チェンジコートをしても、このコースは変わりません。
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サーブがネットに当たった場合のルール
最後に、ボールがネットに当たった場合のルールを解説します。
これには、サーブをやり直せる場合と、そうではない場合があります。
ボールがネットに当たって相手コートに入った時は、サーブをやり直すのがルールです。この場合は、何回でもやり直すことができます。
逆に、ボールがネットに当たって自分のコートに戻ってきた時は、失点となります。
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まとめ
これまでに解説したように、卓球のサーブのルールは実に細かいです!
しかし、ひとつひとつ確実に把握していけば、決してむずかしくはありません。ルール違反の心配なく試合に臨めるよう、普段から実践しておきましょう。
最後までお読み下さり、ありがとうございました!
あなたの卓球ライフを応援しています♪♪
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