卓球得点板のめくり方・使い方〜手前から向こうがおすすめ〜

 
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卓球の得点板は、「カウンター」「スコアボード」「点数表」など、様々な呼ばれ方をしています。

私の地元では、「カウンター」です。あなたのまわりではどうですか?

この記事では、そんな卓球の得点板の使い方や、めくり方について解説します。

どうぞ最後まで、お付き合いください♪

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卓球の得点板:得点とセット数

卓球の得点板では、「得点」と「セット数」の2つをカウントします。得点板は、下図のようなものです。

2種類の大きさの数字カードが、2つずつついています。

両端の大きなカードが、得点をカウントするものです。マッチポイント(10点)以降は、数字の色がオレンジになります。それに対して、真ん中の小さなカードは、セット数をカウントするものです。

卓球は、11点先取・5セットマッチ(全国や国際規模の大きな大会のシングルスのみ、7セットマッチ)です。過半数のセット数を先に取ったほうが、その試合の勝者となります。

すべてのカードは、両面に同じ数字が記載されています。なので、選手側・審判側どちらから見ても、同じ数字になります。

試合は、審判が「ラブオール」と宣言することから始まります。これは0−0を意味し、このときの得点板の数字は、すべて0の状態です。

ラリーを終えるごとに、得点した選手のほうのカードをめくって、カウントしていきます。そして1セットごとに、勝ち取った選手のほうの、カードをめくります。

上図の場合では、セットカウントが3−1、得点は10−9です。10点の選手があと1点取れば、この試合は終了です。

このように、卓球の得点板では、得点とセット数の2種類をカウントします。

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卓球の得点板:セット数をカウントして、得点を0−0に戻す

1セットが終わると、セット数をカウントして、得点を0−0に戻します。

順序としては、以下のように行います。

1:小さいほうのカードをめくって、セット数をカウントする。

2:得点を0−0に戻して、次のセットに移る。

この順序でやると、どちらの選手がそのセットを勝ち取ったのか、忘れることがないのでおすすめです。

卓球では、1セットごとにチェンジコートをするルールです。ゆえに、セット数のカードは、負けた選手側のものをめくることになります。下図のような流れで行うと、スムーズです。

こうしてセット数をカウントし、得点を0−0に戻して、次のセットを始めます。これを繰り返して、どちらかの選手が過半数のセットを勝ち取るまで、続けます。

このように、セット数をカウントしてから得点を0−0に戻して、次のセットを開始します。

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卓球の得点板:めくり方・めくる方向

得点板の点数カードのめくり方・めくる方向について、解説します。

前述したように、点数カードは両面に同じ数字が記載されています。なので、手前から向こうへめくっても、その逆でもどちらでも構いません。

しかし、手前から向こうへめくるほうが、得点の表示を遮らずに済みます。このことから、公式審判員のガイドラインでは、こちらが採用されています。

個人的にも、手前からめくるほうが、動きが少ないので楽だと感じます。親指でカードを「ピン」と弾くようにして、向こう側へ送ります。

でも、向こうからめくるほうが、きちんと1枚ずつ「めくっている」自覚を持てるので、間違えにくいです。

こうしためくる方向については、指摘や注意を受けることがあります。それは、チェンジコートとともに、得点板を「くるっ」とひっくり返すやり方をしているときです。

 

上図のように、1セットが終わると、勝った選手のほうのセット数のカードをめくります。

それから、得点を0−0に戻します。そして下図のように、得点板を「くるっ」とひっくり返して、手前側と向こう側を逆にします。

確かにこうすると、そのセットの勝者を間違えにくくなります。

しかし、次のセットでは、得点カードをめくる方向が逆になります。これより、得点の表示を間違えることがあります。

この方法で審判をしていると、「めくる方向の違いが気になる」などと選手から苦情が来ます。

ゆえに、得点カードのめくる方向は一定方向に揃えて、手前から向こう側にめくるほうが無難です。

以上が、得点板の点数カードのめくり方、オススメのめくる方向です。

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まとめ

今回の記事では、卓球の得点板の使い方やめくり方について、解説しました。

誰の、どんな試合でも、審判には責任があります。間違えるリスクは、最小限になるように努めましょう。

最後までお読みくださり、ありがとうございました!!

あなたの卓球ライフを応援しています♪♪

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