卓球ラバーの全種類一覧と特徴・違い〜裏ソフトのタイプも〜

 
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卓球のラケットに貼る、赤色や黒色のシートを「ラバー」と言います。

ラバーには種類があり、それによって性質も違います。なので、本格的に卓球をしようと考えている人にとって、ラバー選びはすごく重要です。

プレースタイルに合ったものを選ぶことで、戦術に長けて試合でも勝ちやすくなります。

この記事では、そんな卓球のラバーの種類やタイプ、それぞれの特徴・違いについて解説します。

どうぞ最後まで、お付き合いください♪

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卓球ラバーの種類・タイプと特徴一覧

卓球のラバーには、以下の4種類があります。

・裏ソフトラバー

・表ソフトラバー

・粒高ラバー

・アンチスピンラバー

また、裏ソフトラバーには、さらに以下の3タイプがあります。

・高弾性

・ハイテンション

・粘着系

それぞれについて、特徴や違いなどを解説します。

裏ソフトラバー

裏ソフトラバーとは、下の写真のように、表面がツルツルしたラバーのことです。「裏ラバー」や「裏ソフト」とも言います。

このラバーの特徴は、回転のかかった威力のあるボールを打ちやすいことです。下回転のボールを上回転にして返球する、ドライブなどの技術に向いています。

他のラバーと比べて回転をかけやすい反面、相手ボールの回転の影響も強く受けてしまいます。

現代の卓球界では、この裏ソフトラバーが主流です。特に、回転や威力を重視する男子では、多くの選手がこの種類を使用しています。

また、プレースタイルを選ばずに使用できるので、攻撃型・守備型どちらの選手にもこのラバーはおすすめです。

そして、安定したボールコントロールができるため、初心者にも最適です。個性や特性を見極めるまでは、裏ラバーを使用するといいでしょう。

初心者におすすめのラバーついては、こちらの記事内↓でも解説しています。

卓球初心者におすすめのラバーの選び方!中学生や大人向け!

裏ソフトラバーの中にはさらに、「高弾性」「ハイテンションラバー」「粘着系」などのタイプがあります。

ここからは、これらについてそれぞれ解説します。

高弾性裏ソフトラバー

高弾性裏ソフトラバーとは、コントロールや安定性が圧倒的に優れているラバーです。

ボールがラバーにしっかり食い込むので、掴んで投げるような感覚で打てます。

そのおかげで正しいフォームや、基本技術の習得がしやすくなるので、初心者におすすめです。値段は、1,500~3,000円度です。

このように、コントロールや安定性に優れているものが、高弾性裏ラバーです。

ハイテンション裏ソフトラバー

ハイテンション裏ソフトラバーとは、ボールがよく弾むと同時に、摩擦力のおかげで回転もかかる高級ラバーです。

「ハイテンション」とは、ゴムの分子を張り詰めた状態を指し、こういったものを「テンション系」と呼びます。

1枚4,000~8,000円と、最も高価な部類で、中級~上級者向けのものです。重量が重いので、基本技術に加えて体力や筋力も必要になります。

このように、ボールがよく弾んで回転もかかるものが、ハイテンション裏ソフトラバーです。

粘着系裏ソフトラバー

粘着系裏ソフトラバーとは、表面のゴムに粘着性のあるラバーです。ボールとラバーの接触時間が長いので、強烈な回転がかかります。

粘着系の中には、粘着性裏ソフトラバーと、前述したテンション系の特徴を併せ持った、粘着性ハイテンション裏ラバーがあります。

粘着性裏ソフトラバーは、超上級者向けのものです。世界各国のトップ選手が使用します。

ボールがラバーに食い込むのではなく、表面を擦ることで回転がかかります。この点が、他のものにはない大きな特徴です。

スイングのパワーに比例した威力のボールを打てますが、重量は非常に重く、ほとんど弾みません。非常にクセが強いため超上級者や、何十年も卓球をこよなく愛する人たちに好まれるラバーです。

値段は、高弾性裏ラバーと同じで1,500~3,000円程度です。

粘着性ハイテンション裏ラバーは、上級者~超上級者向けのものです。粘着性裏ラバーの回転性能と、ハイテンション裏ラバーの非常に高い弾性を併せ持っていて、破壊力抜群です。

1枚6,000円ほどで、高価なラバーです。

よく弾むとの意見もありますが、高弾性裏ラバーと同じか、それ以下の弾性であまり弾みません。回転を重視しながらも、威力が欲しい選手向けです。

このように、表面のゴムに粘着性のあるラバーのことを、粘着系裏ソフトラバーと言います。

表ソフトラバー

表ソフトラバーとは、下の写真のように、表面が粒々のラバーのことです。「表ラバー」や「表ソフト」とも呼びます。

このラバーの特徴は、スピードのあるボールを打ちやすいことです。

回転をかけるのではなく、弾くように強打するスマッシュなどの技術に向いています。

次の図のように、表ラバーは裏ラバーに比べて、ボールに触れる面積が少ないです。

このことにより、ラバーからボールが速く離れ、スピードが増すというわけです。

裏ソフトラバーでは繰り出すことがむずかしい、「ナックル」という無回転ボールも打ちやすいです。

また、相手ボールの回転の影響を受けにくいことも特徴です。それゆえ、自分から回転をかけることもむずかしくなります。

表ソフトラバーは主に、攻撃的なプレースタイルの選手に使用されています。台の近くでテンポの速いラリーを好む選手にとって、最適なラバーです。シェークハンドラケットで、バック面にこのラバーを貼ることが多いです。

表ソフトラバーの特徴については、こちらの記事↓内でも詳しく解説しています。

卓球表ソフトラバーの特徴!打ち方や弱点、角度打ち・ドライブの秘訣

以上が、表ソフトラバーとその特徴です。

粒高ラバー

粒高ラバーとは、下の写真のように、表面の粒の高さが高いラバーのことです。俗に「イボ高」とも言います。

【写真準備中】

表ソフトラバーの粒よりも、高さがあってやわらかいです。

そして、このラバーの最大の特徴は、相手ボールの回転に対して、反対の回転をかけて打ち返せることです。ボールを打ったときに、高さのある粒が倒れて、例えば上回転は下回転になります。

ちょうど、下図のようにです。

このように、逆回転のボールになることで、相手の意表をついてミスを誘うことができます。

扱い方が特殊なので、表ラバーのように攻撃的に打つことはできません。なので、守備的なプレーを主体とする選手におすすめです。

卓球で一番むずかしいと言われている、レシーブが容易にできますが、最初に選ぶラバーではありません。

以上が、粒高ラバーとその特徴です。

アンチスピンラバー

アンチスピンラバーとは、ボールに回転をかけることができないラバーです。

見た目は裏ラバーと同じで、表面はツルツルのものです。「アンチ」や「アンチラバー」とも呼ばれます。

特徴は、回転をかけられないことと、相手ボールの回転の影響を受けないことです。

このラバーには「アンチ加工」という特殊な加工が施されていて、表面は滑るようにつるつる・サラサラしています。

これにより、ボールがラバー表面でスリップします。なので、回転をかけられず、相手ボールの影響も受けないのです。

しかし最近では、アンチスピンラバーを使用する選手はあまりいません。なぜなら、ドライブやツッツキといった、ボールに回転をかける技術をメインとしたプレーが主流だからです。

よって、回転をかけられないこのラバーの需要は減少し、取り扱う店舗も少なくなっています。

以上が、アンチスピンラバーとその特徴です。

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卓球ラバー・スポンジによる違い

卓球のラバーは、表面のシート(赤や黒のゴム部分)とスポンジ部分の2つで構成されています。

ちょうど、下図のようにです。

同じ種類やタイプのラバーでも、このスポンジの性質によって、性能が違ってきます。

自分に合うラバーを見つけるために、以下の点も参考にしましょう。

・スポンジの厚さ

・スポンジの硬さ

ここからは、それぞれによる特徴の違いについて、解説します。

スポンジの厚さ

スポンジの厚さによる特徴について、解説します。

厚いスポンジほど、ボールがよく弾んでスピードが出ます。

下の表のように、厚さは「超ゴクウス(0.4~0.7ミリ)」から「MAX(シートを含む全体の厚さ3.8~4.0ミリ未満)」まで、段階的に色々あります。

超極薄(ちょうごくうす)0.4~0.7mm
極薄(ごくうす)
薄(うす)
中薄(ちゅううす)
中(ちゅう)1.5〜1.7mm
中厚(ちゅうあつ)
厚(あつ)1.7〜1.9mm
特厚(とくあつ)
MAX(マックス)シートを含む全体の厚さ3.8~4.0mm

ラケットとの組み合わせにもよりますが、スポンジが厚いものほどボールがよく弾んで、飛び出す力が大きくなります。

また、これに比例して重くなります。

なので、繰り返しスイングしても、疲れない重さのものにすることが大事です。初心者は「中(スポンジの厚さ1.5~1.7ミリ)」または「アツ(スポンジの厚さ1.7~1.9ミリ)」を選ぶといいです。

このように、同じラバーでも、スポンジが厚いものほどボールがよく弾んで、スピードが出ます。

スポンジの硬さ

次は、スポンジの硬さによる特徴について、解説します。

ラバーのスポンジは、やわらかいものほどボールコントロールがしやすいです。そして硬くなるにつれて、むずかしくなります。

なので、初心者はやわらかいスポンジのラバーを使用するといいです。

このように、ラバーのスポンジは、やわらかいものほどボールコントロールがしやすく、硬いものほどむずかしくなります。

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まとめ

今回の記事では、卓球のラバーの種類やタイプ、それぞれの特徴・違いについて解説しました。

ラバーには色々な種類やタイプがあり、それぞれ違った特徴を持っています。

勝利への第一歩として、自分に合ったラバーを見つけましょう。

最後までお読みくださり、ありがとうございました!!

あなたの卓球ライフを応援しています♪♪

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