卓球のユニフォームは、ひと昔前に比べて、カラフルで自由なデザインのものが増えました。
今や、個性やチームカラーを表現する、大事なアイテムの一つです。
そんなユニフォームにも、色々なルールがあります。規定に反したものを着ていると、失格になってしまうかもしれません。
特にダブルス・団体戦では、シングルスのときとは違って、気をつけなければならないことがあります。
今回は、そういった卓球のダブルス・団体戦でのユニフォームのルールについて、解説します。
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卓球JTTAワッペンのついたユニフォームで
まず、卓球の大会に出場するには、「JTTA」のワッペンがついたユニフォームが必要です。JTTAは、Japan Table Tennis Association（日本卓球協会）の略です。
これは、シングルス・ダブルス・団体戦に関わらず、日本卓球協会によって義務付けられているルールです。なので、上下ともに必ずついたものを着用します。
ワッペンは、トップスは袖に、ボトムスは裾の前面についています。商品説明欄に、「日本卓球協会公認ユニフォーム」「ゲームシャツ」と記載のあるものです。
練習用のTシャツなどにはついていませんので、きちんと確認してから購入しましょう。
ワッペンがついていないと、失格となって競技ができない可能性があるので、注意してください。
また、ワッペンには、赤・白・黒色のものがあります。現在は、赤色のものがほとんどです。
大会で着用するユニフォームの色は、「ボールと明らかに違う色でなければいけない」という規定があります。これに合わせて、白いボールを使用する現在では、赤色のワッペンがついたユニフォームが主流になっています。
白や黒のワッペンのものは、審判長が大会会場にて、使用できるかどうかを判断することになっています。
公益財団法人 日本卓球協会 ルール改定 ウエア･ワッペンについて
これについては、最後の項で詳しく説明します。
以上のように、卓球の大会に出場するにはまず、「JTTA」のワッペンがついたユニフォームが必要です。
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卓球タブルスや団体戦ではユニフォームを揃える
卓球のダブルスや団体戦では、ユニフォームを揃えるルールです。
色違いはダメです。色やデザイン、すべてお揃いのものを着用します。一見するだけではわからない、黒いショートパンツも、全く同じものでなければなりません。
オープン戦や地方の小さな大会では、ユニフォームが揃っていなくても大丈夫なことがあります。しかし、公式戦や大きな大会では認められず、失格となります。
特別な事情があって揃えられない場合は、事前に主宰団体や審判長に報告・相談しましょう。
このように、ダブルスや団体戦では、同じお揃いのユニフォームを着るルールです。
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卓球対戦チームとは異なるユニフォームで
卓球では、対戦相手と異なるユニフォームを着用するルールです。
同じ場合は、どちらかが着替えなければなりません。代表者がじゃんけんをして、負けたほうが着替えることが多いです。
このことを考慮すると、試合には最低２種類のユニフォームを持参しておくことが望ましいです。
また、全く同じではないにしても、同じ色・同じようなデザインだと、着替えが必要な場合もあります。
この理由は、どちらのチームの選手なのか、識別がむずかしくなるからです。ダブルスのサーブ・レシーブの順番などを、間違う可能性が高くなります。
以上のように、対戦相手とは、異なるユニフォームを着用するルールです。
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卓球ボールとは違う色のユニフォームを
卓球では、ボールとは違う色のユニフォームを着ることも、ルールで決められています。これは、識別しやすくするためです。
公式試合で着用するシャツ（袖・襟を除く）、パンツやスカートの主要な色は、「ボールの色と明らかに違う色」でなければいけません。
現在では、ほとんどの大会で白色ボールが使用されています。よって、白いユニフォームがNGとなります。ラージボールなど、オレンジ色のボールを使用される大会では、同様にオレンジ色がNGです。
このルールに関わってくるのが、前述したJTTAワッペンが白・黒色のユニフォームです。
ワッペンが白・黒色でも、ユニフォームの前面・背面に白色を含んでいなければ、着用が可能です。そして、白色を含んでいるものでも、その割合によって可否が分かれます。
下図のように、白色の割合が多い、あるいは白色が胸全体に集中しているものは着用できません。
また、白色に見間違うほど、白に近い色のユニフォームも認められません。
いずれも、大会主催者や審判長に確認しましょう。
例外として、中学生の大会では、学校の白い体操着を着て試合に出ることがあります。この場合は、白色ユニフォームの着用を容認されているということです。
以上のように、ボールとは違う色のユニフォームを、着なければなりません。
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まとめ
今回の記事では、ダブルス・団体戦でのユニフォームのルールについて、解説しました。
ダブルス・団体戦では、お揃いのユニフォームを着なければなりません。
卓球は個人競技ですが、パートナーや仲間と一緒に戦う種目にも、大きな魅力があります。チーム一丸となるためにも、ユニフォームを統一して、士気を上げましょう。
最後までお読みくださり、ありがとうございました！！
あなたの卓球ライフを応援しています♪♪
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