卓球ネットインのルールは?謝る?サーブとラリーの時の違い

 
Pocket

卓球をしていると、「ネットイン」という事象が起こります。

これは、偶発的に起こるもので、誰にも予測できません。一度のネットインで、試合の流れが大きく変わってしまうことも、多いにあります。不利な状況が一転することもあれば、その逆もあります。

また、ネットインでは、サーブとラリーのときでルールが異なります。加えて、ネットインによって得失点したときの対応についても、マナーがあります。きちんと対処できるように、正しく理解しておきましょう。

この記事では、ネットインのルールやマナー、サーブとラリーの違いなどについて、解説します。

【期間限定】知っておくと役に立つ知識を通して卓球が上手くなる方法をすべて解説した全15話・4時間37分の無料動画レッスンを受け取る

卓球ネットインとは

卓球の「ネットイン」とは、ボールがネットやサポート(ネットを支える支柱部分)に触れて、相手のコートに入ることを言います。これは、意図せず偶発的に起こるものです。

サーブでのネットインは、次のような感じです。

また、ラリーでのネットインは、次のような感じです。

ボールがネットに当たることで、軌道やスピードが変化するので、相手は返球しにくくなります。

ただし、下図のように、ネットに当たったボールが、自陣コートに落ちた場合はミスとなります。

 

このように、「ネットイン」とは、ボールがネットやサポート部分に触れて、相手のコートに入ることを指します。

【期間限定】卓球にまつわる色々を知ることで上達が早くなる方法をすべて解説した全15話・4時間37分の無料動画レッスンを受け取る

サーブでのネットインはやり直し

サーブでのネットインは、やり直しとなります。得点カウントをせず、サーブを打ち直します。

審判が手を上げて「ネット」あるいは「レット」(やり直し)と言うのを確認してから、レシーブやラリーを中断します。

審判がいない場合は「ネット」と言いながら、フリーハンド(ラケットを持っていないほうの手)を上げます。

相手も同じ認識であることを確認してから、中断します。サーバー・レシーバーともに、この発言の権利があります。

認識が違う場合は、ラリーが終わってから抗議・審議することになります。なので、相手が続けて打ってきたら、すぐに対応しましょう。

そして、サーブをやり直します。このとき、同じサーブを打つ義務はなく、種類を変えてもいいです。ネットインが続く限り、何度でもやり直せます。

ただし、前述したように、ネットに当たったボールが自陣コートに落ちた場合は、サーブミスとなります。

以上のように、サーブでのネットインは、やり直しとなります。

【期間限定】卓球の基礎知識を身につけて上達が早くなる方法をすべて解説した全15話・4時間37分の無料動画レッスンを受け取る

ラリー中のネットインは有効

ラリー中のネットインは、有効です。

打ったボールが、ネットに触れて相手コートに入った場合は、正しい返球と認められています。

ラリーを続行しなければならないので、これを返球できなかったときは、失点となります。

このように、ラリー中のネットインは、有効です。

【期間限定】卓球の意外なルールを攻略して上達が早くなる方法をすべて解説した全15話・4時間37分の無料動画レッスンを受け取る

卓球ネットインをしたときのマナー

ネットインをしたときの、マナーを解説します。

偶発的に起こるものとは言え、相手にとって、非常に不利な状況を作ってしまいます。相手の気持ちを考えて、礼儀正しく適切な行動をとります。

相手に謝る

ネットインをしたときは、相手に謝りましょう。

ラリー中のネットインは、有効です。なので、相手が返球できず自分の得点になっても、ルール上は何も問題ありません。

しかし、ネットインをしたことで、ボールの軌道やスピードが大きく変わってしまったことは確かです。偶発的とは言え、相手に不利な状況を与えたのです。ゆえに、ひと言謝るのがマナーです。

謝り方は、フリーハンドを上げて手の平を相手に見せ、会釈をします。このとき「すいません」と一言添えると、より丁寧です。

しかし、闘志がみなぎっていて声にならないときは、無言でも構いません。

ネットインをしたら、潔く謝りましょう。エッジボールのときも、同様の対応をします。エッジボールについては、下の記事で解説しています。

卓球のルール・エッジとは?サーブでのエッジもすべて有効!

このように、ネットインをしたときは、相手に謝るのがマナーです。

過度によろこばない・大きな声を出さない

また、ネットインから得点をしたときは、過度によろこんだり、大きな声を出したりしないようにしましょう。

なぜなら、相手を不快な気持ちにさせるからです。

ネットインでの得点も、うれしいのは当然です。しかし、思いがけない得点で、過度によろこぶのは見当違いです。

両手を高く突き上げてガッツポーズをしたり、雄叫びを上げたりするのは、マナー違反になります。逆の立場で考えてみてください。

このように、ネットインをしたときは、過度によろこんだり、大きな声を出したりしてはいけません。

【期間限定】知っておくと役に立つ知識を通して卓球が上手くなる方法をすべて解説した全15話・4時間37分の無料動画レッスンを受け取る

卓球ネットインをされたとき

自分がネットインをされたときは、気持ちを切り替えて冷静に対応しましょう。

この理由は、仕方ないからです。必死でボールを追いかけた結果、ダメだったものはどうしようもありません。

審判やラケットに八つ当たりをしたり、落ち込んだりしても、得点になりません。むしろこういった行動は、その後のプレーに悪影響を与えてしまいます。

また、ネットインをした相手が謝ったにも関わらず、不機嫌な態度を取り続けることも失礼です。お互いにしてしまうものなので、露骨な感情表現は控えましょう。

このように、自分がネットインをされたときは、気持ちを切り替えて冷静に対応します。

【期間限定】卓球の基礎知識を身につけて上達が早くなる方法をすべて解説した全15話・4時間37分の無料動画レッスンを受け取る

卓球ネットイン・本当は謝る必要はない?

ネットインをしたときに、「謝る必要はない」という考え方もあります。なぜなら、悪いことではないからです。

ネットインは有効だと、ルールで決められています。また、意図せず起こるもので、競技の性質上仕方のないことです。

ゆえに、「悪いことをしていないのに、謝るのはおかしい」という考えです。最近では、世界のトップ選手が、こういった一面を見せる場面もあります。

考え方の変化によって、マナーのあり方も、今後大きく変わってくるかもしれませんね。

このように、ネットインをしたときに、謝る必要はないという考え方もあります。

【期間限定】知っておくと役に立つ知識を通して卓球が上手くなる方法をすべて解説した全15話・4時間37分の無料動画レッスンを受け取る

まとめ

今回の記事では、ネットインのルールやマナー、サーブとラリーの違いなどについて、解説しました。

ネットインは仕方のないこととは言え、これにより失点したときは、やはり気分が良くありません。試合の結果を左右する大事な局面だと、なおさらです。反対に、ネットインで得点できても、素直によろこべません。

得失点に関わらず、お互いに思いやりのある対応をして、すぐに気持ちを切り替えましょう。

最後までお読みくださり、ありがとうございました!!

あなたの卓球ライフを応援しています♪♪

【期間限定】卓球にまつわる色々を知ることで上達が早くなる方法をすべて解説した全15話・4時間37分の無料動画レッスンを受け取る

関連ページ