卓球チキータとは?打ち方/やり方/コツ/練習方法/用語の意味も・サーブレシーブの技術

 
Pocket

卓球には、守備的〜攻撃的なものまで、色々な打ち方があります。「チキータ」もその1つで、近年の卓球界を賑わせている技術です。

張本智和選手のかけ声「チョレイ!」に続いて、広く知れ渡っている用語でもあります。どんな打ち方なのかと合わせて、言葉の語源や意味も気になるところですね。

この記事では、そんな卓球チキータの打ち方・やり方・コツ、そして練習方法などについて解説します。

どうぞ最後まで、お付き合いください♪

【期間限定】チキータを効果的に使って卓球が上手くなる方法をすべて解説した全15話・4時間37分の無料動画レッスンを受け取る

卓球チキータとは

卓球のチキータとは、近年発達・流行した新しいバックハンド技術です。台上の短いサーブに対して、レシーブで使用されることが多いです。

同じく台上で、強く弾くように打つ「フリック」と言う技術があります。これをさらに攻撃的にしたもので、横回転を加えて軌道を曲げ、スピードのあるボールを繰り出します。

チキータは、1980年代後半〜2000年前半に活躍した、チェコ代表のピーター・コルベル元選手によって開発されました。そして中国の張継科選手が、2011年の世界選手権でこれを多用して優勝し、その頃から世界中で流行り出しました。

日本でも男子の張本智和選手などをはじめ、今では女子選手でも使用する、スタンダード技術になりつつあります。

また、バックハンド技術にも関わらず、フォア側のボールに対しても使用するなど、これまでの常識を覆すプレーも多く見られるようになりました。

このように、チキータは卓球界に革命をもたらした技術と言えます。

「チキータ」という用語の意味は、スペイン語で「小さい」です。また、バナナのブランド名でもあります。放たれたボールやスイングの軌道が、チキータバナナのように曲がることから、命名されました。

以上のように、近年発達・流行した新しいバックハンド技術に、チキータがあります。

【期間限定】チキータを駆使して卓球が上達する方法をすべて解説した全15話・4時間37分の無料動画レッスンを受け取る

卓球チキータのメリット

卓球のチキータの大きなメリットは、以下の3つです。

・フリックよりも安定的

・どんな回転のサーブに対しても使用できる

・強烈な威力がある

それぞれについて、解説します。

フリックよりも安定的

チキータのメリットは、フリックよりも安定的なことです。なぜなら、チキータでは回転をかけて打つからです。

フリックでは、ボールを強く弾くように打ちます。一方、チキータでは、擦り上げるようにして回転をかけて打ちます。

回転をかけることで、ボールの軌道がドライブのような弧線になり、相手コートにバウンドしやすくなるのです。

このように、フリックよりも安定的なことが、チキータのメリットです。

どんな回転のサーブに対しても使用できる

チキータは、どんな回転のサーブに対しても使用できることがメリットです。

チキータでは、ボールに横回転を加えて打ちます。これにより、相手サーブのボールの影響を受けにくくなります。むずかしい言葉で言うと、「回転軸を外す」ことができるのです。

ゆえに、どんな回転のサーブに対しても、打つことができます。また、サーブの回転を見極められなかった場合にも、使用できます。

このように、相手サーブの回転に関わらず使用できることが、チキータのメリットです。

強烈な威力がある

強烈な威力があることも、チキータのメリットです。チキータには、ラリーを終わらせてしまうほどの威力があります。

ひと口に「チキータ」と言っても、そのバリエーションは多いです。スピードを重視したものや、強い横回転を加えたもの、あるいは下回転をかけたものまで様々あります。

これまでは、受け身のレシーバー(レシーブをする人)よりも、サーバー(サーブを出す人)のほうが有利とされてきました。しかし、チキータの出現によって、レシーバーのほうが有利になる状況が増えました。

レシーブから先手をとり、相手のミスを誘うことができます。

このように、チキータには強烈な威力があることが、メリットです。

【期間限定】チキータで得点力を上げて卓球が上手くなる方法をすべて解説した全15話・4時間37分の無料動画レッスンを受け取る

卓球チキータ封じ

チキータを習得する上で知っておいて欲しいのが、「チキータ封じ」です。これは、「チキータをさせない」ようにすることです。

前述したように、チキータには強烈な威力があります。なので、レシーブで先手を取ったり、得点したりできます。

そこで、対戦相手はこれを防ぐ対策として、チキータをすることがむずかしいサーブを出してきます。例えば、フォアへのロングサーブや、強い真下回転のかかったものなどがあります。

こうしたサーブに対して、他の打法でのレシーブができないと、ペースが「ガタっ」と崩れてしまいます。レシーブをチキータだけに頼っていると、痛い目を見ることがあるので、気をつけましょう。

このように、相手に「チキータ封じ」をされることも、頭に入れておいてください。

【期間限定】チキータを用いて卓球が上手くなる方法をすべて解説した全15話・4時間37分の無料動画レッスンを受け取る

卓球チキータの打ち方・やり方・コツ【初心者編】

チキータの打ち方・やり方は、以下のステップで行います。バック前に出された、ナックルサーブを打つ想定です。

・台の下に右足を踏み込み、ボールに近づく・ネットの高さ以上のボールを狙う

・バックスイング

・バウンドの頂点、ボールのやや左側を捉えて一気に振り抜く

・フォロースルーは横に

それぞれについて、コツを含めて解説します。

台の下に右足を踏み込み、ボールに近づく

まず、卓球台の下に右足を踏み込み、ボールに近づきます。

台に覆いかぶさるくらいの気持ちで、「ガバっ」と行くことがコツです。ボールに顔を近づけるようにして、なるべく低い体勢にします。

このとき、ボールに対して体は正面ではなく、下図のようにやや右側の位置に入り込んだほうが、強い回転をかけやすいです。

このように、チキータの打ち方ではまず、台の下に右足を踏み込んでボールに近づきます。

ネットの高さ以上のボールを狙う

チキータでは、ネットの高さ以上のボールを狙いましょう。これは、成功率を上げるためです。

チキータを成功させるには、ボールを選んで打つことが重要です。これを選ぶ基準は、回転の量や方向ではなく、バウンドの高さです。

バウンドの高いもののほうが、チキータをやりやすく、ミスをしにくいです。

反対に、ネットすれすれで飛んできた低いボールは、ミスをする可能性が高いです。たとえ回転が弱くても、チキータをするのは避けましょう。

これを見分けるためにも、前述したように、低い姿勢でボールに近づくことが大事です。

このように、チキータでは、ネットの高さ以上のボールを狙います。

バックスイング

チキータのバックスイングは、下の写真のように、肘を前へ突き出すような形にします。

こうして、懐に空間を作ります。これと同時に、手首を最大限内側に曲げてください。

ラケットの先端が、ズボンの右ポケットあたりを(時計で言うと4〜5時くらいに)向くようにします。このときの手首の曲げ具合によっても、回転量や威力が決まります。

独特かつ特徴的なフォームなので、慣れないうちは力んでミスをしやすいです。なので、力を抜いてバックスイングをすることがコツです。

無駄な力がないほうが、打球が安定し、回転もかけやすくなりなります。

そして、ボールをしっかり引きつけることもコツです。

以上が、チキータのバックスイングです。

バウンドの頂点・ボールのやや左側を捉えて一気に振り抜く

チキータでは、バウンドの頂点・ボールのやや左側を捉えて、一気に振り抜きます。

バックスイングで曲げた手首を、解放するように思い切りスイングします。肘から先はムチのようにしならせて、しっかりとボールを擦って打ちましょう。「打つ」というよりも、「擦り飛ばす」イメージです。

コツは、手首だけでなく、肘から先・体全体を使ってボールに力を加えることです。

また、体をやや仰け反る形にすることで、反動を利用して威力を出せます。ちょうど、バックドライブを打つときのようにです。それと同じことを、台上で小さくやるイメージで打ちます。

ボールの左側を捉えて打つと、相手の回転の影響を受けません。ここを打つことで、十分な回転をかけることができ、安定して返球できます。

以上のように、チキータのスイングでは、バウンドの頂点・ボールの左側を捉えて一気に振り抜きましょう。

フォロースルーは横に

チキータのフォロースルーは、横方向にします。

フォロースルーを大きくすることで、回転量やスピードが増します。

右側(時計で言うと3時の方向)まで、しっかりラケットを動かします。中途半端なスイングはダメです。

攻撃的なドライブをするときのように、攻める気持ちで打ちましょう。

このように、チキータの打ち方では、フォロースルーは横方向にします。

【期間限定】チキータをマスターして卓球が上達する方法をすべて解説した全15話・4時間37分の無料動画レッスンを受け取る

卓球チキータの打ち方・やり方・コツ【上級者編】

前述した初心者編に加えて、より威力のあるボールを打つやり方・コツは以下の通りです。

・肘の位置を高くしてバックスイング

・ボールの真正面(後ろ)を捉えて打つ

・ラケットの先端に当てて打つ

それぞれについて、解説します。

肘の位置を高くしてバックスイング

上級者向けのチキータの打ち方では、肘の位置を高くして、バックスイングをします。

こうすることで、懐の空間がより大きくなります。また、手首を曲げられる範囲も広がるので、より威力のあるボールが打てます。

安定してチキータが打てるようになったら、トライしてみてください。

このように、肘の位置を高くして、バックスイングをします。

ボールの真正面(後ろ)を捉えて打つ

チキータのさらなるコツは、ボールの真正面(後ろ)を捉えて打つことです。

これにより、よりスピードのあるチキータが打てます。言わば「台上バックドライブ」になります。

体の正面で、ボールの左側ではなく真正面(後ろ)を捉えて打ちます。相手の回転を打ち消すように、しっかりと打ちましょう。

以上のように、ボールの真正面(後ろ)を捉えて打つことが、チキータのさらなるコツです。

ラケットの先端に当てて打つ

上級者向けのチキータの打ち方では、ラケットの先端に当てて打つこともコツです。これをすることで、強烈な回転をかけられます。

チキータは、台上のボールに対して行う打ち方ゆえに、コンパクトなスイングになります。

こうしたスイングでは、ラケットの根元と先端では、スイングスピードが大きく違ってきます。先端のほうが、遠心力がはたらいてスピードがあるので、威力のあるボールを打てます。

しかし、とっさに出されるサーブに対してこれをするには、かなりの技術力が必要になります。トップ選手は、前述したように、ボールの真正面(後ろ)を捉えて、ラケットの先端で打っています。

このように、ラケットの先端に当てて打つことも、上級者向けのチキータの打ち方のコツの1つです。

【期間限定】チキータで得点力を上げて卓球が上手くなる方法をすべて解説した全15話・4時間37分の無料動画レッスンを受け取る

卓球チキータがやりやすいラケットやラバーの特徴

チキータがやりやすいラケットやラバーは、以下のような特徴のものです。

・あまり飛び過ぎない

・球離れが早くなく、打球感が柔らかい

・回転がかかる

特にラバーは、しっかりとボールを掴めるものがおすすめです。中級者以上の方は、これに加えて適度な弾みのあるものがいいでしょう。

他の技術とのバランスも見ながら、考えてみてください。

以上が、チキータに適したラケットやラバーの性質です。

【期間限定】チキータがやりやすい道具を選んで卓球が上達する方法をすべて解説した全15話・4時間37分の無料動画レッスンを受け取る

卓球チキータの練習方法と戦術

チキータの練習方法は、以下の3つです。

・感覚を身につける

・多球練習

・ラリー練習で戦術を磨く

順を追ってやるといいです。それぞれについて、解説します。

感覚を身につける

チキータの練習ではまず、スイングやボールを擦って飛ばす感覚を、身につけることからはじめます。

複数のボールを、カゴに入れて用意します。1球ずつ、フリーハンド(ラケットを持ってないほうの手)で、台に1バウンドさせて、これをチキータで打ちます。

肘を前へ出すことや手首を曲げること、ボールの左側を捉えて思い切りスイングすることなど、コツをしっかりと抑えて練習してください。

どの位置で打球するといいのかや、体全体の使い方も一緒に確認しましょう。

このように、スイングやボールを擦って飛ばす感覚を身につけることが、チキータの最初の練習です。

多球練習

次に、多球練習でチキータを練習しましょう。

多球練習とは、複数のボールを用いて行うもので、ラリーはせずに1球につき1回だけ打ちます。ミスをしても、ボールを拾いに行く時間や手間がなく、効率的に反復練習ができます。

練習相手に、バック側へ短いボールを出してもらい、これをチキータで打ちます。簡単なナックルからはじめて、横上・横下回転、下回転の順に練習するといいです。

思うように台の下に踏み込めないときは、ボールをフォア側に出してもらって打つことをおすすめします。こちらのほうが台が邪魔にならず、右足を大きく踏み込めるのでやりやすいです。

身につけた感覚通りに打つのは、容易ではありません。他の打法よりも身につけるのに時間がかかりますので、焦らずじっくり取り組んでください。そして時折、打ち方やコツを再確認して、正しく打てているかチェックします。

このように、チキータの練習方法に、多球練習があります。

ラリー練習で戦術を磨く

最後は、実戦形式のラリーでチキータを練習し、戦術を磨きます。

練習相手に、バック前やミドル前にサーブを出してもらい、チキータでレシーブします。多球練習と同様に、ナックルからはじめて、横上・横下回転、下回転の順に行うといいです。その後は、ランダムでラリーをします。

このとき、チキータでラリーの先手をとって、4球目を狙うことを考えておきましょう。

例えば、相手がサーブ→自分がチキータでレシーブ→相手がブロック→自分がドライブで4球目攻撃、などのようにです。

チキータは回転量が多く、相手は強打できないことが多いです。なので、4球目が攻撃のチャンスです。

しかし、威力が強すぎるゆえに、チキータの回転が残った状態で返球される場合も多いです。

こういうケースでは、スマッシュをするとミスをする可能性が高いです。よって、ドライブで攻めるのがおすすめです。

慣れてきたら、色々な回転や長さのサーブを混ぜて出してもらって練習します。チキータができるサーブなのかどうかの、見極めもしっかり行いましょう。

このように、最終的には実戦形式のラリーでチキータを練習し、戦術も磨きます。

【期間限定】チキータを駆使して卓球が上手くなる方法をすべて解説した全15話・4時間37分の無料動画レッスンを受け取る

まとめ

今回の記事では、卓球チキータの打ち方・やり方・コツ、そして練習方法などについて解説しました。

チキータでは、レシーブで先手をとって有利なラリー展開ができたり、得点したりすることが可能です。

憧れの技、チキータを打てるとカッコいいですよね! 難易度が高いので、じっくり時間をかけて習得してください。

最後までお読みくださり、ありがとうございました!!

あなたの卓球ライフを応援しています♪♪

【期間限定】チキータをマスターして卓球が上達する方法をすべて解説した全15話・4時間37分の無料動画レッスンを受け取る

関連ページ