卓球のラリーは、どんな時もサーブから始まります。
サーブをできる権利のことを、サーブ権といい、その機会は公平になるように決められています。
今回は、このサーブ権の決め方や本数に関するルールについて、解説していきます。
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卓球のルール、サーブ権の決め方
卓球のサーブ権は、試合前にじゃんけんで決めます。世界卓球やオリンピックなどでは、コイントスでサーブ権を決めていますが、それ以外ではじゃんけんが主流です。
じゃんけんで勝った方は、先にサーブをするかどうかを選べます。一般的に、試合のはじめにサーブ権を得た方が、優位とされています。
なぜなら、サーブは相手の回転の影響を受けずに打てるからです。これから試合をはじめることで、主導権を握りやすくなります。
また、サーブ権を得ると、3球目攻撃ができることも理由です。3球目攻撃とは、サーブを1球目、レシーブを2球目と数えたときに、返ってきた3球目のボールを打つことをいいます。これができることで、得意なラリーの形に持ち込んで、試合のペースを作りやすくなります。
そういったことから、サーブは1球目攻撃とも言うくらい、影響力が大きいです。そのため、じゃんけんに勝ったらサーブを選ぶ選手がほとんどです。
しかし、競った試合ではそうとも言えないケースがあります。卓球では先に11点を取った方が、セットを制します。例えば点数カウントが9−9になったときは、最初にレシーブを選んだ方に2本のサーブ権が渡り、11点を狙いやすくなります。このように、最初にレシーブを選択した方が、優位に立つこともあります。
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卓球のルール、サーブ権は2本ずつ
卓球のサーブ権は、2本ずつです。
自分が2本サーブをしたら、次は相手が2本サーブをします。このサーブ権の交代は、試合が終わるまで繰り返し続きます。
2セット目は、1セット目にレシーブをした人のサーブから始まります。続いて3セット目はまた、1セット目にサーブをした人のサーブから始まります。
ファイナルセットでは、どちらかが5点とるとチェンジコートをしますが、サーブ権は2本ずつのままです。
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卓球のルール、デュースになるとサーブ権は1本ずつ
卓球のサーブ権は、デュース(10-10以降)になると、1本ずつとなります。
デュースとは、10−10になることをいいます。デュースになった後は、先に相手と2点差をつけた方が、そのセットの勝者となるルールです。11点を先取した方ではなく、14−12などのカウントにして、2点差をつけた方が勝者となります。
デュースになってもサーブが2本ずつのままだと、サーブ権を持っている方が2点を取りやすく、かなり有利になってしまいます。そこで、公平性を保つために、サーブは1本ずつに変わります。
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卓球ダブルスの時も、サーブ権は同じルール
卓球のサーブ権は、ダブルス(2対2)の時も同じルールで、2本ずつです。
自分ペアと相手ペアの4人全員に、順番にサーブ権がまわります。サーブ権はシングルス(1対1)の時と同様に、1人1回につき2本ずつ、デュースになると1本ずつです。
自分が2本サーブ→相手ペアの一方が2本サーブ→自分のパートナーが2本サーブ→相手ペアのもう一方が2本サーブ、という順番で繰り返します。
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まとめ
卓球のサーブ権のルールについてまとめると、以下の通りです。
・サーブ権の決め方はじゃんけん
・サーブ権は2本ずつ
・デュース(10−10以降)になるとサーブ権は1本ずつ
・ダブルスでも同じルール
サーブ権は、試合の命運を握る大事な要素です。
最後までお読み下さり、ありがとうございました!
あなたの卓球ライフを応援しています♪♪
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