卓球において、ツッツキはボールをつなぐ、基礎的な技術です。レシーブやラリーでの使用頻度が高く、非常に重要です。
このツッツキが「浮く」「オーバーミスをする」と悩んでいる人は、実はとても多いです。
ツッツキが浮いてしまうと、思うように試合ができませんね。他の技術で優っていても、これが命取りとなって負けてしまうこともあります。
そうならないために、ツッツキが浮く原因とその対処法について、解説します。
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もくじ
卓球ツッツキが浮くとどうなるのか?
ツッツキが浮くと、相手にスマッシュやドライブで強打されます。
これは、バウンドに高さがあると、相手のチャンスボールになるからです。
極端な話、強い下回転がかかったツッツキでも、浮いてしまえば威力は皆無に等しいです。それだけ、バウンドの高さは重要なのです。
反対に、あまり回転がかかっていなくても、バウンドの低いボールは強打されにくいです。
また、浮くとオーバーミスをしやすくなります。
このように、ツッツキが浮くと相手に強打されたり、オーバーミスをして失点したりするリスクが高まります。いいことがありませんね。
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卓球ツッツキが浮く6つの原因と対処法
ここからは、ツッツキが浮く6つの原因と対処法について、解説します。
打球点が遅い
ツッツキが浮く1つ目の原因は、打球点が遅いことです。
頂点を過ぎてボールが落ち始めたタイミングでは、すくい上げるように打つことになります。すると、どうしても浮きやすくなります。
これを防ぐには、打球点を早く低くすることが大事です。自陣コートでのバウンド直後を捉えて打つことで、安定します。
また、早いタイミングで打つことで、相手に時間を与えません。
このように、ツッツキが浮く1つ目の原因は、打球点が遅いことです。対処法は、バウンドしてすぐの早いタイミングで打つことです。
バックスイングが大きい
ツッツキが浮く2つ目の原因は、バックスイングが大きいことです。
なぜなら、ラケットを大きく引くと、力加減のコントロールがむずかしくなるからです。
バックスイングをとってから、打つまでの時間・距離が長いほど、ボールに加わる力は不安定になります。余計な力が入ってしまい、オーバーミスをするのは、これが原因です。
ツッツキの目的は、得点することではありません。コースを突いたり、回転によって相手のミスを誘ったりすることです。
なので、必要以上の力はいらないのです。バックスイングはコンパクトにとりましょう。
このように、ツッツキが浮く2つ目の原因は、バックスイングが大きいことです。対処法は、コンパクトなバックスイングを心がけることです。
肘の位置が高い
ツッツキが浮く3つ目の原因は、肘の位置が高いことです。これは、初心者に多いです。
ラケットを持っているほうの肘が上がると、ラケットの先端が下がります。すると、本来の下回転ではなく横下回転となり、バウンドしやすくなるのです。
これを防ぐには、肘を低くし、ラケットの先端を上げて打ちます。特にクロスコースへ打つときは、このほうが安定して打てます。
このように、ツッツキが浮く3つ目の原因は、肘の位置が高いことです。対処法は、肘を低くしラケットの先端を上げて打つことです。
回転をかけようと意識し過ぎる
ツッツキが浮く4つ目の原因は、回転をかけようと意識し過ぎることです。力んで大きくスイングしたり、スイングスピードを速くし過ぎたりしてしまいます。
スイングスピードが速過ぎると、ボールの底をすくうスイングになり、浮いてしまいます。
そこで、最初から回転量を意識するのをやめてください。そして、以下の順番で意識していきましょう。
2:低いバウンドで入れること
3:回転量を増やし、コースを狙うこと
こうして、段階的にステップアップしていくことが、実は一番の近道です。
このように、ツッツキが浮く4つ目の原因は、回転をかけようと意識し過ぎることです。
対処法は、相手コートに低いバウンドで入れることを最優先し、それから回転をかけることです。
ナックルサーブにツッツキをしている
5つ目の原因は、ナックル(無回転)サーブに対してツッツキをしていることです。
ツッツキは、下回転に対して有効な打ち方です。ナックルサーブに対して、やってはいけません。
これをしてしまう原因は、相手の回転を見極められていないことにあります。相手が打ったボールが下回転なのか、ナックルなのかをしっかり見極めて、判断してから打ちましょう。
サーブの回転の見極め方は、こちらの記事で解説しています。
卓球サーブの回転!3つの見極め方・各回転の見分け方とその特徴も
このように、ツッツキが浮く5つ目の原因は、ナックルサーブに対してツッツキをしていることです。対処法は、回転をしっかりと見極めてから、打つことです。
ラケットの角度が合っていない
ツッツキが浮く6つ目の原因は、ラケットの角度が合っていないことです。
相手の下回転の強さによって、調整しなければなりません。
下図のように、下回転が強いときは面を上に向けます。反対に弱いときは、面を立てます。
いつも同じ角度でツッツキをしていると、回転が弱いときにポコっと浮いてしまいます。
このように、ツッツキが浮く6つ目の原因は、ラケットの角度が合っていないことです。対処法は、相手の下回転の強弱に合わせて、角度を調整することです。
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まとめ
ここまで解説したように、卓球のツッツキが浮く原因は6つあります。
・打球点が遅い
・バックスイングが大きい
・肘の位置が高い
・回転をかけようと意識し過ぎる
・ナックルサーブにツッツキをしている
・ラケットの角度が合っていない
ツッツキが浮くと、オーバーミスをしたり、相手に強打されたりしてしまいます。攻撃のチャンスが来るまでに失点しないよう、徹底的に見直しておきましょう。
自信を持ってツッツキができるようになると、ラリー展開や攻撃にも余裕が出て、戦いやすくなります。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!!
あなたの卓球ライフを応援しています♪♪
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